ひきこもり状態にある方のご家族のためのセミナー「寺子屋ふぁみりあ」

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セミナー報告

2014年6月

本当のしあわせ


6月12日の寺子屋ふぁみりあは、浄土真宗本願寺派布教師で「自死・自殺に向き合う僧侶の会」の共同代表を務める柳川眞理子師をお招きし、「本当のしあわせ」と題してお話していただきました。


まず、「皆さんがしあわせだと思っていることは、皆さんの価値観によって作り出されているものではないでしょうか?」「皆さんは今、しあわせでしょうか?」と、柳川先生は問いかけられました。
そして、「お子さんがご自分の思うように育つことがしあわせだと思い、ご自分のしあわせを子どもに投影してはいませんか?」と語り、柳川先生ご自身の子育て経験を交えてお話してくださいました。

親は、子どもを思うあまり、成長過程において世間一般と比べたり、子どもへの期待をエスカレートさせたりしてしまうことがあります。それは、「人間のものさし(価値観)で子どもを見ているということに原因があるのかもしれません」と先生はおっしゃいます。
一方、姿や性格などその人のありのままを肯定し、世間の常識や文化などで変化することのない、不変のものさし、それが仏さまのものさしではないかと先生は説明し、ものごとを仏さまのものさしで見てみると、皆さん自身の生き方が変わり、子どもにも安心と勇気を与えることができて、ひきこもる状態から一歩を踏み出せる時がいずれくるのではとお話されました。

後半のグループトークでは、支援のご僧侶も多く参加したことから、参加者の方に少人数のグループに分かれていただきました。今回は、普段はなかなかお話できなかった方もじっくりとお話ができたようです。
セミナー開始時はうつむきがちだった方にも、お帰りになる頃には笑顔が見られ、明るい表情に変わっていたのが印象的でした。

 
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