ひきこもり状態にある方のご家族のためのセミナー「寺子屋ふぁみりあ」

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セミナー報告

2014年3月

コミュニケーション力を高めるために


平成25年度最終回の寺子屋ふぁみりあは、神仁 全青協主幹による「コミュニケーション力を高めるために」と題するお話がもたれました。

コミュニケーションとは、情報の受信と発信とのことです。相手の情報をしっかりと受信できなければ、こちらからも上手く発信できず話が食い違ってしまいます。相手が何を考えているか、どう思うかということをちゃんと「聴く」ことが大事だと神主幹は言います。


「きく」という字は代表的には「聴く」「聞く」「訊く」の3つの漢字があります。「聴く」は相手の心をきく(英語ではactive listen)という意味で、「聞く」は相手の言葉(音)をきく(hear)という意味、「訊く」は相手を尋問する・問い詰める(ask)という意味だとのことです。基本的には話を聞くのではなく心を聴くこと、事実を訊くのではなく感情を聴いていくということを皆さんに心がけてほしいと語られました。

次に、「下手な聴き手」「上手な聴き手」という内容について解説がなされました。話を聴く時に相手の目を見なさいとはよく言われますが、心が弱っている時には萎縮してしまう人もいるので相手によっては目線を若干逸らしてあげると良いそうです。また、不安と怒りというのは無関係ではなく、「怒っている人は困っている人」という解釈をすると良いとも述べられました。

続いて、コミュニケーションのワークがありました。話す内容もさることながら、見た目や声の印象によって話の伝わり方は違ってくるそうです。外見や服装、姿勢や声、目線やしぐさ、表情にも気を留めて、聞きやすいスピードで話すことが大事とのことです。

またコミュニケーション方法のひとつとして、アサーションの紹介もありました。家族間では、とかく攻撃的な表現になりやすいですが、相手を責めるのではなく、相手の思いを尊重しながら自分の思いを伝えるというアサーションを心掛ければ、円滑なコミュニケーションにつながるのではと神主幹は説明しました。参加者の親御さんは時折メモを取りながら、真剣に聞き入っておられました。


 

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